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今回は、「MSフレキ用おじぎ防止ステーの作成」と「減衰の掛け方」についてやっていこうと思います。
前回はMSフレキ(軸残しVER)の作成についてお話しました。
勿論このままでも走行は可能ですが、更に性能を上げるために手を加えて行く必要があるということです☆
YOUTUBEの方でも説明してますので、併せてご覧下さい。
はじめに
まず、おじぎ防止ステーについてですが、MSフレキは稼動させるために少しガタがある状態になっています。

すると、走行中にこのようにバンパーがおじぎしてしまう可能性があります。おじぎしてしまうと、ギヤのかみ合わせが浅くなりトルク抜けを起こして遅くなる事、バンパーの角度が変わりスラストが付いてしまう事、この2点が問題になります。

そこでこのような形で、ノーズ・テールユニット全体を受けるようにおじぎ防止ステーを作成します。
減衰についてですが、今の状態で可動させると、沈み込む方向は問題無いのですが、、、

戻る時に上方向の力が働いてしまい、逆に跳ねやすくなる方向になります。理想とすれば、「早く沈み込んでゆっくり戻る」という事になりますが、その調整はなかなか難しいです。そこで、今回はグリスを使った簡易的な減衰効果付与についてお話しして行きたいと思います。
今回使う物
「ARシャーシ FRP リヤワイドステー」×2枚

「スライドダンパー用グリス(エクストラハード)」

おじぎ防止ステー作成

私はなるべくシンプルに軽くしたいため、このような形で前後とも共通の形状としています。今回はFRPを使用しますが、もちろんカーボンプレート(カーボンリヤマルチ等)でも良いです。ただ、初めて作成する場合には、まずFRPで作ってみるのも良いかと思います。

カットラインをマスキングテープを使って引いてきました。この部分をリューター等でカットして行きます。

今回皿ビスを使用しますので、穴2箇所を皿ビス加工します。
また、フレキが可動する際に、端面がノーズ・テールユニットの壁と干渉しますので、少しカットしておいて下さい。
減衰の掛け方について
こちらは、おじぎ防止ステーを取り付ける前にやっておく事をオススメします。

スライドダンパー用グリス(エクストラハード)を使って減衰を掛けます。


塗る場所としては、このようになります。バネが入っている支柱にも少し塗っておくと良いです☆つまようじ等を使って塗ってみて下さい。
これで組み込んで可動させると、沈み込んだ後。「ゆっくり」戻って来るのが分かるかと思います。簡易的ですが、これで減衰が掛けられました。
因みにですが、、、

このように「減衰ゴム」と呼ばれる物を使用する手もあります。

AOパーツの「Oリング 3mm」の径を削り、半分にカットしてバネが入っている軸に入れるという方法があります。この時バネは1~1.5巻き程カットして入れる等、調整がシビアで、初めてフレキを作った人がそこまでやると訳分からなくなると思いますので、今回は簡易的にグリスのみでの減衰調整という事でご紹介させて頂きました。
まとめ
という事で、今回は「MSフレキ用おじぎ防止ステーの作成」と「減衰の掛け方」についてお話しして来ました。初めてフレキを作成した時には必須のカスタムとなりますので、皆さんの参考にして頂ければと思います。
これで車体自体は完成ですので、タイヤやバンパーを付けて走らせてみて下さい。制振性が上がっているのが分かるかと思います☆
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回使った物ピックアップ↓↓
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