今回は、MAシャーシのB-MAXマシンをご紹介したいと思います。
B-MAXレギュレーションは、基本的にパーツ無加工ポン付けでマシンを作成して行くレギュレーションになります。これまで、「VZシャーシ」「FM-Aシャーシ」「スーパー2シャーシ」「ARシャーシ」のB-MAXマシンを紹介してきました。B-MAXレギュレーションは、パーツを無加工で取り付けますので、マシン制作自体の時間は掛かりませんが、どのようにパーツを組み合わせていくか考えるのに時間を使うかもしれませんね。
YOUTUBEの方でも動画を出していますので、併せてご覧下さい↓↓
はじめに
まずMAシャーシの特徴として、
・両軸モーター搭載で、素組みでは1番速くなりやすい
・パーツ取り付け用の穴が沢山あり、カスタムしやすい
弱点としては、
・シャーシ自体が重いので、マシン重量が増える
・シャーシが固く、ジャンプ後の着地で跳ねやすい
といった所です。
とにかく速度を出しやすいので、モーターを交換するだけで恐ろしいほど速くなります。。どちらかというと、制御する方に時間を掛けていくといった感じになるかと思います。という事で今回は私なりのMAシャーシのB-MAXマシンの紹介をしていきたいと思いますので、参考にして頂ければと思います。
マシン紹介
足回り
今回は24mm径の「小径ローフリ(黒)」を使います。最近発売された黒い小径ローフリで、ホイールがカーボン製となります。
まずは「ホイール貫通」をしましょう。シャフトは「72mmブラック強化シャフト」を使います。
軸受けには「丸穴ボールベアリング」を使用して、組み込んで行きます。
組み込むとシャフト先端が飛び出てきます。けが防止のために、先端にゴム管を被せて保護します。
フロント回り
まず、フロントブレーキプレートの取り付けです。
FRP製のブレーキプレートに、このように皿ビス加工します。
シャーシと固定すると、このように斜めブレーキが簡単に出来ます。
今回フロントローラーについては、「スライドダンパー」を使います。
まず、スラダンカーボン(フロント)に「13-12mm2段アルミローラー」を取り付けます。上段にはハイマウントチューブスタビを使用します。
この上にスライドダンパーに入っている蓋を使いますが、ボディとの干渉部はカットします(B-MAXではこのカットは許容されている)。
プレートの上にスライドダンパー用グリスを塗り、スライドする時の硬さを調整して下さい。後は、トラスビスを使用してシャーシに取り付けます。
サイド回り
表から見るとこんな感じになります。
仕様するプレートは「MAシャーシ サイドマスダンパーセット」の中に入っているプレートを使用します。画像のように皿ビス加工をしておきます。
先端の2穴には25mmの皿ビスを使って、マスダンパーを搭載します。
最後にシャーシとの取付けですが、スペーサー(1.5mm)を挟んで少し下に持っていきます。8mmの皿ビスを使用して固定して行きます。
リヤ回り
まずはローラー取付けから見て行きましょう。使うプレートは3mm厚の「カーボンリヤステー」、ローラーは上段・下段共に「13mmオールアルミベアリングローラー」を使用します。
シャーシとの取付けにはトラスビス(9mm)を使い2点で固定します。
ブレーキプレートの加工は皿ビス加工が2箇所。マスダンパー取付け用になりますので、スリムマスダンパー(シルバー)を取り付けます。
「スーパーXシャーシ用マルチ補強プレート」にはこのように皿ビス加工をしておきます。引っ掛かり防止ステーとして使用します。
ブレーキプレートと、引っ掛かり防止ステーをシャーシに組み込んで完成になります。
まとめ
という事で今回は、MAシャーシのB-MAXマシンをご紹介してきました。B-MAXマシンはシンプルで作りやすいですが、パーツの組み合わせ次第では全然走りが変わって来ます。簡単だけど奥が深い「B-MAXレギュレーション」をこれからも楽しんで行きましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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