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今回はミニ四駆初心者講座という事で、タイヤについてやっていこうと思います。今回はタイヤ径の違いによる差を見て行きます。
- ミニ四駆をカスタムする時に、タイヤはどれが良いか悩んでいる人
- 小径・中径・大径それぞれのメリットを知りたい人
YouTubeの方でも実験してますので、こちらも宜しくお願いします。
はじめに
まず、大きく分けるとタイヤは3種類に分ける事ができます。
1.小径タイヤ(24mm)
2.中径タイヤ(26mm)
3.大径タイヤ(31mm)
この中でマシンの速度が上がるのはどれでしょうか?最高速度として考えると、大径タイヤが一番速くなりますね。簡単に言うと、タイヤが1回転した時の距離が長くなるために一番速くなると予想する事が出来ます。
だとしたら、大径タイヤだけで良いのではないかという疑問が湧いてきます。(因みに、タミヤ公式レギュレーションでは、タイヤ径が35mmまで装着可能となっていますが、31mmまでが市販品となりますので、35mmのタイヤ径にするには、タイヤを加工して大きくする等のカスタムが必要になります)
しかし、現代ミニ四駆では大径タイヤ一択にはならない理由があります。それは、最近のコースはジャンプセクション等があり、ただの平面コースを走るだけでは無いのです。ジャンプ時の姿勢だったり、ジャンプ後の着地にも注意が必要で、うまく着地出来なければコースアウトとなってしまうのです。
最高速度を求める場合には大径タイヤですが、ジャンプセクションの対策としては車高が下がる小径タイヤの方が安定するという事になります。このタイヤ選びは本当に難しく、コースによって使い分けが必要になるんですね。
実験1
それでは、小径・中径・大径にはどれ程の差があるのか見ていきましょう。今回はジャンプセクション等が無いフラットコースを使用してのタイム比較をして行きます。
今回実験に使ったコースはコチラ。
私が小学生の時から通っている「ホビーショップ丸信」さんのコースを使って実験していきたいと思います。COポイントとしては、レーンチェンジのみですので、そこまで考えなくても良いでしょう。
マシンはこちらの素組(パーツカスタム無し)の状態で、タイヤ&ホイールのみ交換してタイム比較をして行こうと思います。
こちらのコースを3周した時のタイムは、
小径
中径
大径
なんという事でしょう。タイヤ径による違いは全然出ませんでした。。。
大径タイヤの方が進む距離が長くなるので、速くなるかと思いきや、全然結果に差がありませんでしたね。。。実は、モーターがノーマルモーターでは力が足りずタイヤを回し切れてなかったという事なんですよね。(マシン重量によっては、ノーマルモーターでも速くなる可能性はあります)
実験2
それでは、ノーマルモーターよりパワーがあるレブチューン2モーターだとどうなるでしょうか?
モーター変更後のタイムは、
小径
中径
大径
なんと!!先ほどの結果と全然違いますね☆
今回の結果とすると、タイムは大径が一番速くなりました。やはりパワーが少し高いレブチューン2モーターでは、大径タイヤを回すパワーがあったという事ですね。
まとめ
今回は、タイヤ径によるタイム比較をしてきました。見た目の問題で大径が良いとか小径が良いとかあると思いますが、やはりコースやモーター選択によっても使い分けが必要になってきますね。(もちろんカッコ良さにもこだわるのは大事ですけどね)
- 小径タイヤ・・・最高速度は上がらないが安定性が高い
- 中径タイヤ・・・小径と大径の中間でどちらのメリットも併せ持っている
- 大径タイヤ・・・最高速度は稼げるが、ジャンプセクション等がある時は不利
また、タイヤには材質の違いも有り、それによってコーナー速度が違ったりもしますので、その辺の違いも考慮していくと、よりタイヤ選びの重要性が上がってきます。
ミニ四駆のタイヤ選びは本当に難しいですが、この記事が皆さんの参考になればと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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